ニュース

2021.09.24コラム

労働基準法に則った勤務予定、組めていますか?

今回は、労働基準法に記載されている「勤務予定を組む際に守るルール」を中心に、勤労の獅子で実現できる効率化についてご紹介します。

現在の労働基準法では、休日や連続勤務日数、勤務時間の扱いについて以下の通りに定められています。

・使用者は、少なくとも毎週1日の休日か、4週間を通じて4日以上の休日を与えること
・連続勤務は原則6日以内
・勤務時間は1日8時間週40時間以内
 ※36協定や特別条項の締結、変形労働制を導入した場合は必ずしもこの限りではありません。
  詳しくはこちらの厚生労働省が発行する資料をご覧ください。

また、近年耳にする機会が増えてきた「勤務間インターバル制度(※)」は、2019年4月に施行された働き方改革関連法により"努力義務"とされている規程ですが、従業員が心身ともに健康に働ける環境を整えることはもちろん、企業のイメージアップにも有効に働くことが期待されます。

インターバル.PNG
 ※参考:厚生労働省/「勤務間インターバル制度」紹介サイト

このような背景から、従業員の勤務予定を作る際は「休日の取得状況、連続勤務日数・時間」をチェックし、法律を順守しているか従業員の健康を維持できているか、を意識することが望ましいとされます。
勤務予定作成時の具体的なチェック項目として、例えば以下が考えられます。

■チェック項目例
・適切な休日数が登録されているか
・連続勤務日数の上限に該当していないか
・勤務と勤務の間の時間(インターバル)は守られているか

上記は、従業員が日々の業務を進めるうえでどれも大事な観点ではありますが、これらの内容を現場の人員都合や繁忙期などを考慮しつつ、人力で確認することは非常に大変な作業です。
弊社へお問い合わせいただくお客様の中にも、このような課題を抱かれ、日々の業務の大きな負担になっているケースが多く見受けられます。

その課題を解決するため、勤労の獅子ではルールに基づき予定が組まれているかを確認する【スケジュールチェック機能】を用意しています。


■スケジュールチェック機能とは?
労働基準法もしくは各社の就業規則に則り、正しく予定が組まれているかをチェックする機能です。

<チェック基準として設定可能な内容>
・休日数のチェック
・月所定時間チェック
・週所定時間チェック
・連続勤務数チェック
・勤務時間インターバルチェック

これらの基準を設定することで、「ルールに則った勤務ができているか」をシステムが自動で判別します。各基準に該当する従業員がいた場合、管理者側の予定作成時の画面に、該当者とそのチェック内容が表示されます。
また、予定だけでなく、実績ベースのチェックも可能なため、勤務間のインターバル時間も確認することができます。インターバル実績チェック結果.png
※スケジュールチェック画面

各チェックの基準となる時間・日数のパターンは複数作成できるため、従業員毎にどのパターンを紐付けるか細かく設定ができます。
(例)営業職はパターンA、技術職はパターンB、CさんのみパターンDなど)
スケジュールチェック設定画面.PNG
※基準値の設定画面

このように、勤労の獅子の【スケジュールチェック機能】をご利用いただくことで、目視で確認し勤務予定を作成するといった負担を大幅に軽減でき、煩雑なチェックからも解放されます。
管理者側だけではなく、従業員が健康・安心に働き続けられる環境を維持することにも繋がりますので、ぜひこの機会に勤労の獅子を試してみてはいかがでしょうか?

さらに詳細な機能説明やデモ、無料トライアルなどをご希望の場合はこちらよりお気軽にお問い合わせください!

導入のご検討・
ご相談はこちらから

専門スタッフがさらに詳しく
機能についてご説明いたします。
お気軽にお問い合わせください。

お電話でのお問い合わせは

03-5419-3663

受付時間10:00~18:00
(土・日・祝日・年末年始を除く)