36協定時間、有休取得状況の管理を簡略化。様々な雇用形態に対応できる点が導入の決め手に
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大丸エナウィン株式会社 様
会社URL: https://www.gas-daimaru.co.jp/
- 製造業
- 301-500名
- WEB打刻
- スマホ打刻
- ワークフロー
- 導入前の課題
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・Excel管理のため集計に時間がかかり、ミスも多かった。
・36協定時間や有休取得状況などを確認する際に、Excelデータの加工が必要なため手間がかかっていた。
- 導入効果
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・各拠点ごとの勤怠締めにかかる時間が短縮できた。
・36協定時間や有休取得状況の管理が容易になった。
大丸エナウィン株式会社は、暮らしと産業のエネルギー供給に関わる「リビング事業」、健康の源である高品質の水をお届けする「アクア事業」、そして医療を生活の場から支える「医療・産業ガス事業」の3つ事業を中心に事業を展開している会社だ。
同社は1951年に溶接機材の販売からスタートし、創業から3年後には現在の主力であるLPガスの販売を開始。一般家庭を中心に安定供給に努めるとともにガス機器や住宅設備などの提案・販売にも事業を拡大している。また工場などで使用される酸素や窒素といった産業用ガスの供給を行い、1989年には医療用ガスの製造販売を開始。2004年には健康意識の高まりを受けミネラルウォーターの販売にも乗り出した。現在は先にも述べたように3つの事業を柱としている。
同社はExcelを使用した勤怠管理に課題を持っていたため「勤労の獅子」を導入。結果として集計作業の時間短縮、労働法の遵守にもつながっているとのこと。今回は総務部課長の河原康裕(かわはら・やすひろ)様に「勤労の獅子」導入の決め手や導入後の効果について聞いた。
お客様の多用なご要望に対応するサービスの提供
さまざまな生活ソリューションで地域に貢献
——貴社について教えてください。
私たちは「リビング事業」「アクア事業」そして「医療・産業ガス事業」の3つ事業を中心に展開しています。これらは今世紀最も関心を集めているエネルギーと環境、健康など暮らしと医療に関わるもので、社会的課題としてはもちろんビジネスとして今後ますますその可能性が期待されている分野です。私たちはそうした強いニーズを背景とした事業展開を進めるとともに、お客様の多用な生活のご要望に対応するサービスとご提案を行なっています。またこれらの事業活動を通じてSDGsの目標達成も目指しています。当社は全国各地に支店があり、従業員数は2023年9月時点で447名です。
勤怠管理業務の効率化
自社に合わせた柔軟な設定が可能な点が決め手に
——以前の勤怠管理方法において何が課題となっていましたか?
「勤労の獅子」の導入前は出勤簿への押印と手書きの勤務時間管理カードを使用していました。そのため各拠点の集計は業務担当者がExcelデータに入力しなければならず、時間を要していました。36協定時間、有休取得状況をチェックするためのデータは【①各店が作成したExcelデータを総務部にて加工→②社労士事務所へデータを送り給与計算を依頼→③社労士事務所から給与データを受領→④総務部で管理用のデータを作成】と4段階の工程を踏んでいたため手間と時間がかかっており課題となっていました。
——「勤労の獅子」導入のきっかけは何ですか?
「労働環境の改善」と「業務効率化」のためにシステムの導入を検討し始めたのがきっかけです。勤務状況を紙で管理していると実態が見えにくい部分もあると思います。勤務状況の管理・把握は労働環境を改善するためにまず必要なことと考えました。当社の場合、「日直」「宿直」「休日出勤」「振替休日」の対応が頻繁にあります。他の勤怠管理システムも検討していましたが、なかなか良い管理方法が見つからない状態だったなかで「勤労の獅子」では自社に合わせた柔軟な設定が可能とのことだったので、何度かヒアリングを繰り返し「これなら!」と思い導入に至りました。
集計業務の負担が大幅に軽減
サポート窓口の対応も安心
——どのように「勤労の獅子」を利用していますか?
日々の勤怠管理で使用しています。PC・スマホどちらかで打刻しており、主に直行直帰の際は外出先からスマホで打刻しています。有休や残業申請はワークフローで申請し管理者が承認するという流れです。毎月月初には前月分の勤怠を各拠点の業務担当者が集計し、ロックをかけ、その後総務部でデータを取り出し、給与計算に使用しています。
——「勤労の獅子」で良いと思う機能を教えてください。
様々な雇用形態に合わせた設定が出来る点が良いと思います。時差出勤やカレンダーの設定も個別に可能な点も良かったです。サポート窓口の対応も良いので、システムを使いこなすことができればもっといろんな活用ができると思っています。
——導入の効果を教えてください。
業務担当者の集計業務の負担が軽減されています。大きな支店だと約80名程度の勤怠を紙からExcelデータに入力するため相当な時間がかかっていたと思います。また36協定アラームが出ることによって、管理者・本人両方ともに過剰な時間外労働を行なわないよう意識付けされる効果があると思います。
——「勤労の獅子」について社員の方はどのような反応でしたか?
導入した当初は使用方法についての問い合わせがありましたが、説明会を実施したり独自のマニュアルを作成したりしていたのでそれほど大きな反発や問題はありませんでした。
さらに業務効率化を進め
少ない人員で大きな成果が上げれる体制づくりを目指して
——これから「勤労の獅子」をどのように活用していきたいですか?
今後フレックスタイム制の導入を検討しております。紙ではとても管理できないですが「勤労の獅子」を活用する事で管理が可能となるので順次取り組んでいきたいです。
——貴社の今後の展望についてお聞かせください。
「業務効率化」については管理部門として課題を感じています。「勤労の獅子」の導入もそうですが、現在手間と時間を要している業務においてシステム化を進めることで、少ない人員で大きな成果が上げられる体制づくりが可能だと考えています。ただし新たなシステムを導入する際には、自社に合ったシステムか事前調査と事前準備をすることが非常に大事だと感じています。効率化のためシステムは様々なものがありますが、今後対応していく予定のDX化やペーパーレス化についても自社に合ったシステムを取り入れ、会社全体の生産性を向上することが目標です。
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