多様な打刻方法でさまざまな勤務スタイルにフィット。テレワークや時差出勤の導入も実現

千代田工営株式会社 様

会社URL: https://www.chiyodakouei.com/

  • 建設業
  • WEB打刻
  • スマートフォン打刻
  • ワークフロー
  • 複数出勤
導入前の課題

・全従業員の勤怠を紙で管理していたため、集計に手間がかかっていた。

・約100人分の集計作業を2名で行なっていたが、担当者の退職等が予定されていたため、人員不足が懸念だった。

導入効果

・集計の手間が減り、計算間違い等もなくなった。

・各人が有休の残数を確認できたり、管理者が労働時間やメンバーの有休消化率も把握できたりするようになった。

>>「勤労の獅子」の導入事例集のダウンロードはこちら


千代田工営株式会社は、1970年に創業し、50年以上の歴史を持つ杭工事を行なっている会社だ。1986年に、戸建住宅向けに翼付き鋼管杭を使った回転貫入工法を開発。低騒音・低振動で、セメントなどを使わない完全無排土施工を実現。さらに、多様な環境対応工法や、他社と共同開発した「つばさ杭」「ねじ込み式マイクロパイル工法」も展開している。
「勤労の獅子」導入前、同社は紙での勤怠管理に課題を感じていた。「勤労の獅子」導入後、勤怠管理の工数削減が実現でき、多様な働き方の一助にもなったとのこと。今回は総務・経営企画部の皆様へ、導入の決め手や導入後の効果について聞いた。

基礎杭を通じて、人の生命と財産を守る
「多様な働き方実践企業」のプラチナ認定も受賞


——貴社について教えてください。

私たちは複雑な地盤に対応する多彩な杭の開発と、製造・施工機械の開発・施工技術者の育成を柱とした一貫体制を整えています。完全無排土で地盤汚染のリスクがないクリーンな工法を実施し、半世紀にわたって「基礎杭を通じて人の生命と財産を守る」という社訓を胸に歩んできました。1986年に開発した翼付き鋼管杭を用いた回転貫入工法では特許を取得し、以降もパイオニアとして「現場の声」を反映した研究開発と技術の研鑽に励んでおります。現在、全国各地に事務所を構え(札幌・新潟・茨城・東京・大阪・広島)、各地で杭工事を行なっています。2024年8月には、埼玉県が仕事と家庭との両立を支援するため、テレワークや短時間勤務など多様な働き方を実践している企業を認定する制度、「多様な働き方実践企業認定制度」で最高位である「プラチナ」を受賞しました。

多様な就業形態に対応
専任の勤怠コンサルタントが運用定着まで伴走支援


——以前の勤怠管理方法において何が課題となっていましたか?

「勤労の獅子」導入前は紙で管理しており、有休の取得についても所定の届出を提出するルールとなっていました。そのため有休の残数は都度総務担当に問い合わせないと把握できなかったり、届出を出し忘れる社員がいたりと管理が大変でした。透明性を担保するためにもシステムの導入が必要だと感じていました。

——「勤労の獅子」導入のきっかけは何ですか?

取引先の大手銀行からの紹介がきっかけです。実際に「勤労の獅子」の話を聞いたところ、項目設定の自由度が高い点に魅力を感じました。「勤労の獅子」はホテル業等の夜間勤務がある企業様にも多くの導入実績があると聞いたので、当社の勤務体制にも対応できるのではないかと期待しました。また、専任の導入サポート担当が運用まで支援してくれる点も安心材料となり、導入を決定しました。営業担当の方が、弊社に必要な機能とそうでないものを明確に説明してくださったことも安心につながりました。「勤労の獅子」は多様なオプションを組み合わせて弊社の勤務形態に合わせた設定ができるところが魅力ではあるのですが、やみくもにオプションを追加するとその分コストがかかってしまいます。必要でないものについてはその旨をはっきり伝えてくださったので、ひとり当たりのコストも安価に済みました。

テレワーク・時差出勤も実現
残業の抑制にもつながった


——どのように「勤労の獅子」を利用していますか?

日々の勤怠管理で使用しています。出退勤の際には専用の打刻機・各人のPCやスマートフォンを使用し、打刻を行なっています。現場で勤務する従業員については、一度本社へ出社し、出勤打刻を行なってから現場へ向かい、現場へ到着したときに自身のスマホから再度打刻を行なっています。移動時間を把握するためにこのような運用をしているのですが、この運用を実現するにあたっては、>>「複数出勤」 というオプション機能を使用しています。作成した勤怠データは給与計算システムへ取り込み、給与計算にも使用しています。さらに「勤労の獅子」の導入をきっかけに、各人が勤務スタイルに合わせた打刻を行なえるようになったため、テレワークや時差出勤の導入を実現させることができました。柔軟な働き方に対する声は以前から寄せられていたので、実現できて嬉しいです。

——「勤労の獅子」で良いと思う機能を教えてください。

便利だと感じる機能は4つあります。①有休の法令チェック、②カレンダー設定、③積立休の管理、④ユーザーエラーの設定です。【①有休の法令チェック】は、年度末に取得状況をアラートで知らせてくれるため、取りこぼしが防げています。【②カレンダー設定】は、勤務形態ごとに複数のカレンダーを作成でき、従業員に合わせた柔軟な設定ができています。【③積立休の管理】は、有休とは別で休暇管理ができる機能であるため、入院などの長期休暇の管理をするために利用しています。残日数を即座に確認できて助かっています。【④ユーザーエラーの設定】では、任意のエラーを作成できるので、弊社では打刻ミスを減らす目的でエラーを設定し、活用しています。さらに、専任の導入担当がいて、過去の設定を理解した上でサポートしてくれる点も安心です。追加の設定依頼も、以前の設定を踏まえて対応してくれるので非常に助かっています。一方で、弊社の総務担当者はシステムに多少のリテラシーがあるため、必要に応じた追加設定を自分たちで行なうこともあります。管理者側の画面も充足しているため、急な勤務変更が発生した際にもタイムラグなく対応することができ、とても便利だと感じています。

——導入の効果を教えてください。

手計算の作業がほとんどなくなったことで、計算ミスが大幅に減りました。また、有休残数の確認に関する総務担当者への問い合わせも減少し、各自が画面上で確認できるようになりました。さらに、労働時間や有休の管理を管理者側でもリアルタイムで把握できるようになったことで、管理者自身の時間管理に対する意識も向上しています。加えて、テレワークや時差出勤も実現し、柔軟な働き方が可能になった点も大きなメリットです。

——「勤労の獅子」について社員の方はどのような反応でしたか?

システムの導入に関して特に大きな反発はなく、比較的スムーズに導入できたと思います。モバイル等で打刻ができるという点も、円滑な導入に貢献したと感じます。まだ打刻を忘れてしまう従業員もいますが、総務担当者が根気強く各人への説明対応等行なってくれているので、徐々に数は減ってきています。管理者(勤怠申請の承認者)向けには独自の社内マニュアルを作成し、操作方法の説明会を実施しました。新しく管理者になった従業員に対しては、総務担当者が個別にレクチャーを実施し、期日までに勤怠が締められるようにしています。

法改正対応も万全に
柔軟な働き方を推進し、快適な職場環境の整備を目指して



——これから「勤労の獅子」をどのように活用していきたいですか?

2024年4月より建設業の労働時間の上限規制が変更になっています。月の残業時間が一定時間を超えた際に通知するアラートを今後もうまく利用して、管理者がより一層従業員の勤務状況を注視できるような運用を行なっていきたいです。また、三六協定に関するオプション機能もあると伺ったので、そのオプションも導入し、さらに従業員が安心して働けるような仕組みづくりを行なっていきたいです。

——貴社の今後の展望についてお聞かせください。

弊社では、働く従業員のエンゲージメント向上に重点を置いた経営を心掛けています。これまでも完全週休二日制の導入、人間ドックやインフルエンザ予防接種費用の会社負担の制度化など、社員のためのさまざまな施策を実施してきております。「多様な働き方実践企業認定」のプラチナを受賞したり、男性社員が育休を取得できるように働きかけたりと、従業員が安心して働ける環境を提供するように努めてまいりました。これからも「千代田工営で働いていて良かった」と思ってもらえるよう、エンゲージメント向上を極める経営を目指して進んでいきます。

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